中日・大野 556日ぶり勝利!! 1年ぶり復帰マウンドで熱投5回1失点 本拠の竜党大喝采

[ 2024年4月3日 20:43 ]

セ・リーグ   中日5―2巨人 ( 2024年4月3日    バンテリンD )

<中・巨>力投する中日の先発・大野(撮影・木村 揚輔)
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 約1年ぶりのマウンドで、中日・大野が輝きを放った。5回1失点の好投で、22年9月25日の巨人戦以来、556日ぶりの勝利。本拠を埋めた竜党に絶大な存在感を見せつけた。

 「準備してきたことをやるだけです。これまでと同じ精神状態でマウンドに上がりたい。(巨人打線は)名前を見れば、素晴らしい打者ばかり。データを改めて見て挑めたら」

 登板前の言葉通り、丁寧に投げ込んだ。140キロ台後半の直球にツーシームなど変化球を織り交ぜて巨人打線を圧倒。4回1死一、三塁で岡本和の遊ゴロの間に三塁走者の生還を許したが、後続を断ち最少失点で脱した。

 昨年4月4日のヤクルト戦で7回1失点(自責0)と好投したが、左肘痛を発症。同17日に左肘の遊離軟骨除去手術を受けて長期離脱。昨季はこの1試合登板に終わった。「投げられなかった悔しさをぶつける」。気合をボールに乗せて、巨人打線を封じ込めた。

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