松田宣浩氏 開幕カードで一発出て心に余裕生まれたソフトバンク・ウォーカーが7番にいる強さ感じた

[ 2024年4月3日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2ー0ロッテ ( 2024年4月2日    ペイペイD )

松田宣浩氏
Photo By スポニチ

 【松田宣浩 視点】ウォーカー選手は開幕カードで本塁打が出たことで心の余裕が生まれていると感じます。0―0の2回2死三塁、速い球を一発で仕留めた決勝打の二塁打は大きかった。彼が7番にいる強さを感じた場面でした。

 7番で構えてチャンスなら還す、走者なしならホームランを狙える。3、4、5番も打てるウォーカー選手をそこに置く小久保監督や首脳陣の考えがはまっています。彼は巨人で1年間、一緒にプレーしました。2月1日からスローガンの「VIVA」をチームで一番、浸透させようとする一面もあります。

 フルカウントから打った2点目の柳田選手のタイムリーも素晴らしい。飛距離に目が行きがちですが昨季、最多安打に輝いたようにコンパクトに打つ技術もあります。9回は客席に飛び込みそうになりながらの好捕もありました。守備への意欲、熱さも感じます。この2人の熱さに注目です!

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月3日のニュース