ソフトバンク・柳田 フェンス激突スーパーキャッチ「アドレナリンが出てました」 打っても今季初マルチ

[ 2024年4月3日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2ー0ロッテ ( 2024年4月2日    ペイペイD )

<ソ・ロ>  9回無死、ソトの邪飛を好捕するソフトバンク・柳田  (撮影・成瀬 徹)
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 攻守でさすがの活躍だった。ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(35)が2日、ロッテとの本拠地開幕戦でアドレナリン全開のビッグプレーを見せた。

 2点リードの9回、先頭・ソトの右翼フィールドシート際の打球に一直線で向かっていった。フェンスに激突しながら体を伸ばしてスーパーキャッチ。「アドレナリンが出てました。当たると思いましたが、しっかり捕るという気持ちだけでした」と笑みを浮かべた。

 6回に左翼・近藤が同様にフィールドシートに飛び込む邪飛を見事捕球していた。ベンチに戻るや「どうやったん?」と質問。「“気持ちで捕る”という気持ちで」との答えをもらい実践した。「気持ちでいきました」と胸を張った。

 開幕から4試合、右翼でフル出場中だ。切れ味抜群のプレーを見せている。「やっぱ野球をやっている感がある。チームが勝っているのでそれが一番ですね」と晴れやかな表情で話した。

 打撃でも今季初マルチを記録。5回2死二塁のチャンスでは「追い込まれていたのでしっかりコンタクトすることだけを考えていました」。中前に今季初タイムリーを放ち貴重な2点目を先発・大関にプレゼントした。

 これでチームは2カード目も白星発進となった。柳田が頼もしい存在感を示している。(木下 大一)

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