巨人・中川皓太「コメントのしようが…」「結果が全て」 わずか2球でサヨナラ被弾 2試合連続敗戦投手に

[ 2024年4月2日 22:13 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2024年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>延長11回、細川にサヨナラ弾を浴び、厳しい表情で引き揚げる中川(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人の9年目左腕・中川皓太投手(30)が開幕4戦目となった2日の中日戦(バンテリンD)で今季3度目のリリーフ登板。マウンドに上がって2球目を細川にサヨナラ本塁打され、2試合連続の敗戦投手となった。

 3―3のまま迎えた延長11回だった。

 阿部慎之助監督(45)は開幕3戦目となった31日の阪神戦(東京D)で0―0の8回に登板し、今季無安打だった森下に決勝3ランを浴びている中川を5番手としてマウンドへ。

 ここで先頭打者として打席に迎えたのは、森下と同じくここまで開幕から無安打の細川だった。だが、初球ボールのあとの2球目だ。外角低めスライダーを捉えられると、打球は竜党の大歓声とともに左中間スタンドに突き刺さった。中川は1死も取れず、わずか2球で2試合連続の敗戦投手となった。

 試合後、中川は「コメントのしようがないというか、きょうも2球しか投げていないので。結果が全てなので、チームには2試合、自分のせいで負けがついているので。そこは素直に受け止めて、今後に生かして。次の登板では抑えられるようにするだけです」と苦しそうにコメント。

 阿部監督が「投手は責められない」とかばっていたと伝え聞くと「いや、でも…」と言葉を失い、「完璧に捉えられているので、どこかに何か足りないところは間違いなくあると思う。きょうの登板とか前回の登板を振り返って、自分で課題を克服するしかないと思います」と気丈に話していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月2日のニュース