広島・新井監督 続投志願の床田に賛辞「彼の気持ちがうれしい」 好守の殊勲者にも「さすが野間さんです」

[ 2024年4月2日 23:46 ]

セ・リーグ   広島2ー1ヤクルト ( 2024年4月2日    マツダ )

<広・ヤ>8回、勝ち越しの適時三塁打を放った野間(右)を笑顔で迎える広島・新井監督 (撮影・奥 調)
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 両軍無得点のまま迎えた7回に試合が動いた。ヤクルトは先発の小沢から継投に入ると、広島は2死二塁と好機をつくり、秋山の左前適時打で先制。直後の8回に2番手の島内が西川の左犠飛で同点に追いつかれたが、その裏の攻撃で先頭の田村が右前打。開幕から14打席目で初安打をマークすると、その後2死二塁から野間が右中間へ決勝の三塁打を放ち、本拠地開幕戦を勝利で飾った。以下、新井監督の一問一答。

 ――地元開幕戦勝利。
 「ありがとうございます」

 ――野間選手が打って守っての大活躍。
 「大活躍ですね。よくあの場面で打ってくれましたね、さすが野間さんです」

 ――好返球で1点阻止。
 「すごくチャージも良かったですし、野間もいいボールを投げたけど、サク(坂倉)もうまく処理してタッチまで持っていったと思います」

 ――床田投手も好投。6回にはベンチで声をかけて、続投になった。
 「球数も少しちょっと増えてきましたので、確認といいますか、もういっちょ行けるか、と言ったら、彼が“行かせてください”ということだったので、もういっちょいこうとなった」

 ――続投志願はうれしい。
 「そういう彼の気持ちがうれしいですよね。こっちから止める場合もあるけど、本人は行く気満々だったから、もう一丁、ラストいってこいと送り出しました」

 ――勝ち越しは田村選手のヒットから。一本出た
 「いい投手から、いいヒットだったと思いますし、ここまでヒット出てなかったですけれども、試合を重ねるにつれて内容は少しずつ上がって来ていたので、いいヒットだったと思います」
 (自ら)「まず、床田が本当、期待通りのナイスピッチングだったですね。小園も追い込まれながら、よく粘って見極めてフォアボールとりましたし、もちろん打ったアキ(秋山)も本当素晴らしい。追い込まれながらも、これは本当に高い技術のたまものだと思います。あと、野間かな。さすが野間さんですね」

 ――野間は序盤の打席から粘って球数を投げさせながら、最後に打った。
 「彼の持ち味でしょ。相手は嫌だからね。ファウルで粘って、そこからヒット打たれるっていうのは、1本の同じヒットでもダメージが大きいので。相手はすごく嫌だと思うね、去年も勝負強かったけど、今年も勝負強い。頼りにしてます」

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