どうした中川皓太…登板から2球でサヨナラ被弾 2試合連続敗戦投手に 防御率は16.20→21.60

[ 2024年4月2日 22:03 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2024年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>延長11回、細川にサヨナラ弾を浴び、厳しい表情で引き揚げる中川(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の9年目左腕・中川皓太投手(30)が開幕4戦目となった2日の中日戦(バンテリンD)で今季3度目のリリーフ登板。マウンドに上がって2球目を細川にサヨナラ本塁打され、2試合連続の敗戦投手となった。

 巨人は4回に3点先取したが、先発右腕・山崎伊が6回に1点、7回に2点を失って3―3の同点。今季初の延長戦に突入した。

 山崎伊、船迫、バルドナードとつなぎ、延長10回はドラフト1位ルーキーの西舘が無失点。そして、3―3のまま迎えた延長11回だった。

 阿部慎之助監督(45)は開幕3戦目となった31日の阪神戦(東京D)で0―0の8回に登板し、今季無安打だった森下に決勝3ランを浴びている中川を5番手としてマウンドへ。

 ここで先頭打者として打席に迎えたのは、森下と同じくここまで開幕から無安打の細川だった。だが、初球ボールのあとの2球目だ。外角低めスライダーを捉えられると、打球は竜党の大歓声とともに左中間スタンドに突き刺さった。

 細川にとっては今季19打席目での初安打が劇的なサヨナラアーチ。中日は試合前まで12球団唯一の未勝利チームだったが、巨人は中日に今季初白星を献上する形となった。

 1死も取れず、わずか2球で敗戦投手となった中川。防御率は試合前の16.20から21.60へとさらにはね上がっている。

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