巨人・阿部監督「責められない、ピッチャーは」 バント失敗「あれが全て」「野球の神様が怒ったな」

[ 2024年4月2日 22:19 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2024年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>延長11回、バントを試みるも、見逃しでストライクとなる大城卓(撮影・木村 揚輔)
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 巨人が3点リードを守れず、今季初の延長戦突入の末、今季初のサヨナラ負け。開幕2連勝からの2連敗で早くも貯金ゼロとなった。

 3―3で迎えた延長11回だった。この回から登板した5番手左腕・中川が先頭・細川に投じた2球目、外角低めスライダーを左中間スタンドへ叩き込まれ、サヨナラ被弾。12球団で唯一未勝利だった中日に今季初白星を献上した。

 中川は3月31日の阪神戦(東京D)でも、今季無安打だった森下に0―0から決勝3ランを被弾しており、この日の細川もこの一発が今季19打席目での初安打。2試合連続でまさかの敗戦投手となった。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――中継ぎ陣粘った。

 「そうだね。責められない、ピッチャーは」

 ――バントで送れなかった。

 「そうだね。あれが全てだわ。野球の神様が怒ったな、最後な。本人が一番悔しいだろうから、あしたの本人の行動をオレは観察する」

 ――萩尾の右足。

 「萩尾、なんかフェンスぶつかったらしい」

 ――足ですか?

 「そうそうそう。あまり良くない。動き悪そうだったからね。すぐかえたんだけど」

 ――梶谷がベンチ外。

 「なんか古傷が痛んだみたい」

 ――あした以降?

 「あした以降だね」

 ――見てから?

 「見てからだね、あしたね」

 ――山崎伊を7回まで代えなかった。

 「あそこは行ってほしかったって、僕は思った。逆転まではいくって僕の中では決めてた」

 ――3番に浅野。

 「うーん、そうだね、小笠原くん左だし、チャンスあるかなって思って。抜てきしてみたんだけど。いい打席もあったからね。なんでもいいから早く1本出てほしいな」

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