巨人・阿部監督「野球の神様が怒った」「あしたの本人の行動をオレは観察する」 大城卓三をピシャリ

[ 2024年4月2日 22:40 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2024年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>延長11回、選手の交代を告げる阿部監督(右)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人が3点リードを守れず、今季初の延長戦突入の末、今季初のサヨナラ負け。開幕2連勝からの2連敗で早くも貯金ゼロとなった。

 3―3で迎えた延長11回だった。この回から登板した5番手左腕・中川が先頭・細川に投じた2球目、外角低めスライダーを左中間スタンドへ叩き込まれ、サヨナラ被弾。12球団で唯一未勝利だった中日に今季初白星を献上した。

 だが、阿部慎之助監督(45)は「責められない、ピッチャーは」とし、延長11回に送りバントできなかった大城卓をやり玉に挙げた。

 「あれが全てだわ。野球の神様が怒ったな、最後な」と指摘。「本人が一番悔しいだろうから、あしたの本人の行動をオレは観察する」と言い切った。

 この日は送りバントがことごとく成功しなかった。昨季セ・リーグ最多タイの21犠打を決めている大城卓は4回、2球連続バントファウルのあとでバント空振り失敗の三振。

 延長10回には、浅野に代わって途中から3番に入っていた新人・佐々木が1死一塁の場面で初球バント空振りのあと、2球連続バントファウルで送れなかった。

 同11回には大城卓が無死一塁の場面で初球バントの構えを見せるもストライクで、2球目をバスターエンドランしたがファウル。結局3球三振に終わり、直後のサヨナラ被弾だった。

 なお、大城卓は3月31日の阪神戦(東京D)でも6回に2球連続で送りバントを失敗し、最後はヒッティングに切り替えて中飛に。また、この日は開幕戦に続いて4試合目で早くも2つ目となる捕逸も6回に記録している。

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