広島・益田が開幕1軍入りアピール オープン戦初戦登板、3回無失点「首脳陣に安心感与えられる投球を」

[ 2024年2月23日 16:05 ]

オープン戦   広島-中日 ( 2024年2月23日    北谷 )

<オープン戦 中・広>3回無失点と好投する益田(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 広島は23日に今春のオープン戦開幕を迎え、中日戦(北谷)で“開幕投手”を任された2年目の益田武尚投手(25)が3回無失点で開幕1軍入りをアピールした。

 初回2死一塁で迎えた中田翔内野手(34)に対しては初球カットボールでストライクを先行させ、2球目の内角直球で捕飛に押し込んだ。2回無死一塁では三ゴロ併殺を取るなど、打者10人に対して2四球を与えた以外は安打を許さず、37球で終えた。

 「ボチボチだったと思う。真っすぐでファウル取れた。ある程度、自分の真っすぐが通用することが分かった。四球が2つは気になるところ。前回と同じ課題が出た。次、しっかりつぶせるようにしたい」

 東京ガスから22年ドラフト3位で入団して新人だった昨季は8試合全て救援で1勝、防御率1・64。黒田博樹球団アドバイザーの助言で昨秋から右腕を少し下げた投球フォームに変更し、今春を迎えた。「開幕1軍に対して気持ちは変わらない。先発も中継ぎでもどちらでもいけるよに、首脳陣に安心感を与えられる投球を継続したい」と前を向いた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月23日のニュース