パドレス・松井裕樹 3者連続三振デビューに「ちょっとできすぎ」課題は「スプリット。手札が広がる」

[ 2024年2月23日 08:11 ]

囲み取材に笑顔で対応する松井(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が22日(日本時間23日)、ドジャースとのオープン戦に登板。移籍後初の対外試合でのマウンドで、3回に5番手で登板し、3者連続三振の圧巻投球を披露した。

 先頭のラックスをスライダーで空振り三振に切ると、続くオーウィングスもスライダーで空振り三振。3人目のページズも宝刀スライダーで空振り三振に仕留めた。

 最高のデビューに「緊張しました」と笑みを交えながら、振り返った。

 3者三振という結果に「結果はちょっとできすぎたかなと思いますけど、スプリットのところ、もうちょっとですかね」と課題も口にし、手応えの良かった球種を「ストレートかなと思います」と挙げた。

 この日は決め球はすべてスライダーで、今後に向けて「やっぱりスプリット、そこに尽きますかね」と松井。その理由として「今日はスライダーの方で空振りを取れたので、フィニッシュボールとしてうまく使えるボールを2つ、真っすぐを含めてなるべく自分の中で軸となるボールを3つ作りたいので」と説明。「スプリットが完全に自分の思った通りに操れれば、自分の手札が広がるのでそこに注力しながら過ごしたいです」と貪欲に語った。

 そして、次戦登板に向けて「今日の結果だけ見たらすごいいい日になりましたけど、また登板があるので、そこに向かってスプリットのところをしっかりやりたいです」と意気込んだ。

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