【松井裕樹と一問一答】ピッチクロック、走者なしは「意外とクリアできた」「まだ1試合ただ投げただけ」

[ 2024年2月23日 08:11 ]

囲み取材に笑顔で対応する松井(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が22日(日本時間23日)、ドジャースとのオープン戦に登板。移籍後初の対外試合でのマウンドで、3回に5番手で登板し、3者連続三振の圧巻投球を披露した。登板後の主な一問一答は以下の通り。

 ――最高のデビューになった。
 「緊張しました」

 ――3者三振。
 「結果はちょっとできすぎたかなと思いますけど、スプリットのところ、もうちょっとですかね」

 ――このようはデビューを想像していたか。
 「(笑)してなかったです」

 ――今後に向けて今考えていることは
 「やっぱりスプリット、そこに尽きますかね」

 ――その理由は。
 「今日はスライダーの方で空振りを取れたので、フィニッシュボールとしてうまく使えるボールを2つ、真っすぐを含めてなるべく自分の中で軸となるボールを3つ作りたいので。スプリットが完全に自分の思った通りに操れれば、自分の手札が広がるのでそこに注力しながら過ごしたいです」

 
 ――登板前の表情は硬かった。ウオーミングアップも早かった。
 「ほんとに行くか分からなかったというか、まあ落ち着けみたいな。緊張してて、手のチェックがあるのかなと思ったりとか、いろいろどうやって、球数とかも分からなかったので、投げながらラストと言われるまでとりあえず投げようかなと」

 ――キム・ハソンからボールをもらった。
 「頑張ってって言ってくれました」

 ―― どんな日になったか。
 「今日の結果だけ見たらすごいいい日になりましたけど、また登板があるので、そこに向かってスプリットのところをしっかりやりたいです」

 ――ピッチコムとピッチクロックは。テンポよく見えた。
 「ありがとうございます。意外と大丈夫でした。ランナーが出たところで長くなってしまうので、ランナーが出てからがまだ分からなかったので。今日のランナーなしのところでは意外とクリアできました」

 ――自信になった。
 「すごい不安があった中ですけど、いいスタートが切れたかなと思うので。まだまだ1試合ただ投げただけなので、長いシーズンを見据えてしっかりいい準備をして、次に向かいたいです」

 ――3つの三振のうちで一番理想的だったのは。
「一番最初じゃないですか。その後、すごいホッとしましたし。それが自分の形として出せたので。真っすぐで行って最後、変化球でと、よかったです」
 ――球場の雰囲気は。
 「野球熱をすごく、ファンの方たちの声援というのはすごい力になりましたし、チームメートも迎えてくれたのでいいスタートになりました」

 ――93マイル(約150キロ)のスピードについては。
 「意外と出てたっすね。ライブBPよりは出てました」

 ――ストライク先行は狙い通りか。
 「みなさんによく言われてますし、試合前にもストライクを投げろと言われていたので」

 ――真っすぐに対して相手が打ちづらそうだった。まだ球速は上がりそうか。
 「どうなんすかね。僕、速くないんでボール。しっかりトレーニングをしてスピードを上げていきたいので。もうちょっと出したいです。頑張ります」

 ――名前がコールされた時の気持ちは。
 「今日は余裕なかったです」

 ――登板予定は試合展開を見てだったのか。
 「いや、3回からです」

 ――今後の予定は。
「ボスに聞いてください」

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