中日・高橋宏 「由伸フォーム」を今年も断念…「足を上げたことが僕的には大事件じゃない」

[ 2024年2月17日 06:45 ]

中日・高橋宏
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 中日・高橋宏が、投球フォームの再修正を決断した。シート打撃で先頭打者に4球連続ボールとなるなど制球が定まらず打者13人に4安打。登板後に、オフから取り組んできたドジャース・山本に似た左足をあまり上げないフォームから、足を上げる形に戻すことを明かした。

 「右打者にシュートするのが目立つので。下半身が行っているのに上半身が間に合っていない。どうやったら合うかと考えて、その一つとしてもう一回足を上げて投げてもいいんじゃないかと」

 登板後、大塚投手コーチと今春キャンプだけでなく、昨年や高校時代の映像もチェック。結論が「由伸フォーム」の封印だった。
 「足を上げたことが僕的には大事件じゃない。見た目がだいぶ変わるだけで、それぐらいの工夫は投手はみんなやっているので」
 映像チェック後は、新フォームで約20球を投げて好感触。昨春もキャンプイン直後に立浪監督の指摘で足を上げるフォームに戻した。指揮官は「若いけど柱になってもらわないといけない投手」と改めて期待をかけた。(山添 晴治)

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