さあ、「ソフトバンク・山川」がデビューする　17日の初実戦へ「強烈デモ」柵越え14本!

打撃練習するソフトバンク・山川　　（撮影・成瀬　徹）　
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　ソフトバンクは17日に今春キャンプ初めての紅白戦を実施する。西武からFAで加入した山川穂高内野手（32）は“実戦デビュー”を心待ちにしていた。

　仕上がりは上々だ。この日のフリー打撃では33スイングで14本の柵越えを披露。3連発もマークし、平日に訪れた8800人の観衆を沸かせた。パ・リーグで3度本塁打王に輝いた大砲は「試合でホームランを打つためには、練習でホームランを打たないと確率は上がらない」とスラッガーの極意を語り、「今日みたいな打撃練習を続けていきたい」と手応えを語った。

　昨年は3月のWBCに出場したが、レギュラーシーズンは自身の不祥事があり、わずか17試合の出場にとどまった。新天地で初めての実戦を前に「結果は出したいです」と力強く誓う。打席に入ればスイッチが入ると想像し、「イベントとかでも、草野球でも打ちたいですし、打てなければ悔しい。それが凄い大事な試合だろうが、紅白戦だろうが、しっかりやっていくのは変わりはない」と気を引き締めた。

　背番号25が週末の宮崎でどんなバッティングを見せるのか。昨秋のみやざきフェニックス・リーグ以来となる実戦に注目が集まる。　（杉浦　友樹）