今季の西武はロケットスタート! 宇宙政策携わる後藤オーナーが訓示 直後にH3ロケット打ち上げ

[ 2024年2月17日 09:40 ]

<西武南郷キャンプ>南郷キャンプを訪れあいさつをする後藤オーナー(撮影・西尾 大助)
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 西武の後藤高志オーナー(75)が17日、宮崎・南郷キャンプを視察し、全体練習前にナインに訓示した。コロナ禍の流行が明け、4年ぶりの同地訪問となった。

 年始に起こった能登半島地震と航空機事故に触れ、先行きが不安定で不透明な時代であることを強調。「スポーツの力、プロ野球の力が重要。濃い霧の中で先行きを照らす光、明るい光、明るさとか、希望を与えるのがプロ野球であり、埼玉西武ライオンズ」と言葉を贈った。

 後藤オーナーは、内閣府の宇宙政策委員会の委員長を務めている。訓示の直後には種子島宇宙センターから新型主力ロケット「H3」が打ち上げられ、南郷スタジアムからもロケット雲が目視できた。「新しい日本の次世代の新型ロケット。今日が皆さんとの4年ぶりの南郷での出会いであり、H3ロケット打ち上げを見られる私にとっても大変意義のある日」と語りかけた。

 昨年は日本一に輝いた阪神の岡田監督の「優勝」を意味する「アレ」が新語・流行語大賞に輝いた。今季の西武のスローガンは「やる獅(し)かない」。後藤オーナーは「今年はぜひ“やる獅(し)かない”を流行語大賞にしたい。皆さん一人一人の力で実現していただきたい」とエールを送った。

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