中村武志氏 クロマティ殴打事件の裏で犯したとんでもないミスを告白「これ、絶対俺のせいだよな…」

[ 2024年1月12日 22:05 ]

1987年6月11日、巨人・クロマティ(右)が死球に激怒して中日・宮下昌己を殴りつける
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 元中日の中村武志氏(56)が元巨人の岡崎郁氏(62)を招いて自身のYouTube「39チャンネル」を更新。あの歴史的大乱闘で犯した信じられないミスを打ち明けた。

 1987年6月11日、熊本・藤崎台球場での巨人―中日戦で大事件が起きた。

 中日・宮下昌己投手からの死球に激高した巨人・クロマティがマウンドに駆け寄り、右パンチを顔面に叩き込み、両軍入り乱れての大乱闘になった。

 その現場にいた岡崎氏は「キャッチャーが最初に止めなくちゃ」と指摘した。

 中村氏は“事件”から36年経っても思い出すだけで顔面蒼白。なぜなら「僕、ボール拾いに行ってるんです。とんでもないキャッチャーなんで」と明かした。

 中村氏は何故かクロマティに当たって逸れたボールを追いかけてしまったため、マウンドに向かうクロマティを自由にしてしまったのだ。

 乱闘は収まらず、こともあろうか巨人・王監督の顔の前に中日・星野監督が拳を突きつけるという恐ろしい事態にまで発展してしまった。

 中村氏は「これ、絶対俺のせいだよな」とぼう然としていたという。

 「僕の乱闘はホテルに帰ってからの方が酷かった」と中村氏はしょんぼり。ホテルではコーチ全員に囲まれ、クロマティを止めなかったことで「野球やめろ!」「人としてダメだ!」と罵声を浴びせられ、物を投げつけられた。

 岡崎氏も「それは怒られてもしょうがない…」とぼそり。

 中村氏はその年まだ高卒3年目。1軍デビューしたばかりの20歳だった。
 

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