巨人・秋広　気合の丸刈り！110キロボディーで外野手争い制す　体重5キロ増でキャンプインへ

自主トレを公開した巨人・秋広（左）と中日・中田は丸刈り姿を披露
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　巨人・秋広優人内野手（21）が11日、大分市内で中日・中田と行っている3年連続の自主トレを公開。気合の丸刈りで定位置獲得を目指す4年目へ、体を追い込んでいる。

　「体重目標設定で紙には112キロと書いた。今は105、6キロくらい。あと5、6キロ増やしたい。自主トレが終わった時に110キロあればいい」

　2月1日のキャンプイン時に目指す体重を110キロ超に設定。気温7度と冷え込んだこの日はウエートトレーニングで約2時間体をいじめ抜くハードなトレーニングと、恒例の食トレに励んだ。「夜ご飯はだいたい米5合くらい」とすでに5キロ増量に成功し、人生最重量だった昨年のキャンプイン時と同じ106キロに到達。「去年より食べられるようになってきた」とこの日もトレーニング後には大分市内の飲食店でステーキ800グラム、ご飯2・5合、ポテト山盛りを平らげた。

　増量の目的を「シーズン通して戦い抜く力、体をこの時期でしっかりとつくらなきゃいけない」と説明。3年目の昨季は121試合で10本塁打、41打点、打率・273とブレークも、体重を落とした夏場以降に成績が下降した。年間通して戦い抜く体づくりが、阿部新監督がレギュラー白紙と強調し丸らと争う外野の定位置獲得への基礎になる。

　年が明け自主トレ開始後、中田とともに丸刈りにした。「去年も丸刈りにして、1軍でやらせてもらったので験担ぎじゃないけど、気合を入れる意味でも」。帽子のつばには中田が書いた「一生懸命」の文字。「去年以上の数字は、どの部門においても残したい」とレギュラー獲りへ、ひと回り大きくなる。（青森　正宣）