西武・山川穂高が宮崎入り　フェニックスで5カ月ぶり実戦復帰へ「野球ができる喜びかみしめて」

＜フェニックスリーグ移動＞宮崎ブーゲンビリア空港に到着した山川穂高（撮影・岸　良祐）
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　西武の山川穂高内野手（31）が8日、9日から30日まで宮崎県内で行われる秋季教育リーグ「第20回みやざきフェニックス・リーグ」に参戦するため、宮崎空港に到着した。

　この日は大雨で9日ソフトバンク戦を前に「明日試合するつもりで入りましたので、雨降っていてちょっと嫌だな」と天候を気にしつつ、日南市・南郷で調整した。一連の騒動から5カ月ぶりの実戦復帰となるだけに「うれしく思います。若い選手と一緒にやるので、ここから出直すというか、1から体づくり、気持ちも含めて明日から。また初心にかえってやります」と気持ちを新たにし「野球ができる喜びをもう1回かみしめながら、若い選手と一緒に次へ向けて、やり直していきます」と意気込んだ。

　久しぶりの実戦。実際に打席に立って感触を確かめていく。「ガンガン振っていきたい。早いカウントはバックスクリーンにホームランを狙っていきます」と鼻息を荒くした。　山川は、知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、嫌疑不十分で不起訴となったが、9月4日から公式戦出場停止処分を受けている。フェニックス・リーグは非公式戦で処分対象外のため出場が可能となっている。