阪神 パ・リーグCSファーストSからスコアラー派遣 今季の交流戦はロッテ以外の5球団に負け越し

[ 2023年10月8日 05:15 ]

<阪神練習>投内連携を見つめる岡田監督(撮影・後藤 大輝) 
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 阪神はパ・リーグのCSについて14日開幕のファーストSからスコアラーを派遣して日本シリーズに備えることを決めた。セのCSに出場しない巨人担当、ヤクルト担当、中日担当のスコアラー3人を中心に最新データを収集していく方針だ。

 今季の交流戦はロッテ以外の5球団に負け越し。対戦機会が少なく投手有利の接戦傾向があり、特に18試合で4本塁打にとどまった打撃陣を後押しするには情報が欠かせない。

 岡田監督は「以前は、そんなんせえへんかったけどなあ」と1次政権時と違って開幕から野手・投手のミーティングに全て出席し、自らの野球脳をアップデート。采配的中や独特の勝負勘は周到な分析から導き出されたものだった。

 前回リーグ優勝した05年はCSがなく、日本シリーズではロッテに4連敗。しかも4試合を通じて総スコア「4―33」という一方的な敗戦だった。18年前の雪辱と38年ぶりの頂点へ準備は怠らない。

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