ファイナルS第2戦登板見通しの阪神・伊藤将 相手未確定も自然体を強調「どっちでもいい。気にしない」

[ 2023年10月8日 05:15 ]

<阪神練習>キャッチボール中に笑顔を見せる伊藤将(撮影・後藤 大輝) 
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 伊藤将はCSファイナルSが始まる18日まで約1週間半の準備期間について自然体の姿勢を強調した。現時点では広島とDeNAのどちらかで対戦相手が未確定でも、過剰な関心はなかった。

 「どっちでもいいです。別にそこは気にしないで、決まった方にしっかり(投げるだけ)。やっぱり短期決戦なんで」

 数字に裏付けされた自信が根拠だ。今季は広島には2戦2勝、対戦防御率1・17。DeNAには3試合で2勝1敗、同1・64。いずれに対しても好相性を誇った。もちろん、レギュラーシーズンの実績に甘えて油断するつもりはない。

 「また打線とかも変わってくるだろうし、何かを狙ってきたりとか、そういうのも多分多くなっていく。また違った戦いになるんじゃないかな」

 ファイナルSは19日の第2戦を任される見通しで、10日にはみやざきフェニックス・リーグのヤクルト戦で実戦調整を予定。「(宮崎で)試合もあるし、どっちが決まるのかも見られるし、そういう準備はできる」。CSは新人だった21年に救援で1試合に投げて1回1/3無失点。昨秋はDeNAとのファーストS第2戦に先発して敗戦投手ながら5回1失点の好投だった。「あの雰囲気も覚えているし、自信を持って登板できる」。泰然自若で決戦のマウンドを待っていた。(阪井 日向)

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