耐久が初V エース・冷水、3失点完投「いけるところまでいこうと」

[ 2023年10月8日 13:53 ]

高校野球秋季和歌山大会決勝   耐久5―3田辺 ( 2023年10月8日    紀三井寺 )

初優勝を遂げた耐久ナイン
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 耐久が田辺との公立校対決を制し初優勝を飾った。2―2の6回無死一、二塁、白井颯悟内野手(1年)の右前打を相手右翼手が後逸する間に2走者が生還。1死後、中啓隆外野手(2年)の右越え適時二塁打も飛び出し、この回、計3点を勝ち越した。

 投げてはエース右腕の冷水(しみず)孝輔投手(2年)が10安打を許しながらも3失点完投。121球で完投した前日7日の準決勝・和歌山東戦から2日連投。「後ろにもいい投手がいるので、いけるところまでいこうと思っていた」と話したが、打たせて取る投球で114球で9回を投げ抜いた。リズムも良く、野手の再三の好守にも助けられた。

 耐久は1852年に創立された伝統校。野球部も1905年創部で118年の長い歴史を誇るが、甲子園出場はなし。初の聖地出場を目指し近畿大会(21日開幕)に出場する。

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