掛布さん　大竹の球はあのレジェンド投手級？　石橋貴明「ソフトバンク、がっかりしてるでしょうね」

掛布雅之氏
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　阪神のレジェンドOBで、野球評論家の掛布雅之さん（68）が8日放送のTBSラジオ「SPORTS　BULL　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）にゲスト出演した。

　芸能界屈指の野球通として知られる、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（61）がパーソナリティーを務める同番組。掛布さんは前週に続き、18年ぶりセ・リーグ優勝を果たした古巣・阪神について大いに語った。

　掛布さんは6月に続いて今回が4度目の番組出演。先週は主に打撃陣について語ったが、今週は主にバッテリーの話になった。そして、阪神優勝に大きく貢献した投手について聞かれると「予想外の村上、予想外の大竹ですね」とキッパリと口にした。

　大竹耕太郎投手（28）はソフトバンク時代の2021、22年と2年連続シーズン0勝に終わり、昨年12月に初めて開催された現役ドラフトを経て阪神に移籍。昨季までプロ5年間で通算10勝だったが、今季だけでセ・リーグ2位タイの12勝（2敗）を挙げ、規定投球回には届かなかったものの防御率2.26と大活躍した。

　大竹の話になると、石橋は「もうソフトバンク、がっかりしてるでしょうね…」と苦笑い。掛布さんが「魔法のチェンジアップですよね。落ちないチェンジアップ」とすると「みんな、あれ振りますもんね」（石橋）「速度差だけなんですよね」（掛布さん）「あんな振っちゃうものか？っていう」（石橋）「真っすぐにしか見えないんでしょうね、腕の振りで」（掛布さん）とトークも盛り上がった。

　そして、掛布さんは「堀内さんが同じようなボールを僕らの時代に投げてたんですよ」と巨人エースとして通算203勝を挙げた堀内恒夫さん（75）の名前を出して大竹を絶賛。

　「落ちないんですよ。スーッと。伸びるように見えるんですよ、バッターからすると。それが、真っすぐとの速度差が15、20キロぐらいあるわけでしょう？合わないんですよねぇ…」と自らの“堀内体験”をもとに、今季の大竹にバットが空を切ったセ・リーグ各打者に“同情”していた。