ヤクルト・小沢 つば九郎の“洗礼”動揺にファン「まだまだだな」 自己最多に並ぶ2勝目

[ 2023年6月11日 16:29 ]

交流戦   ヤクルト3―2西武 ( 2023年6月11日    ベルーナD )

<西・ヤ>ヒーローインタビューで笑顔を見せる小沢(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトが西武に連勝し、このカード勝ち越しを決めた。先発の小澤怜史投手(25)が6回1失点の好投で2勝目を手にした。

 直球を軸に、スライダー、スプリット、チェンジアップ、そして100キロ台のカーブを織り交ぜた投球を「緩急を使ってうまく打ち取れた」と自賛した。6回に外崎の適時二塁打で失点を許すも、この回を投げ切り6回わずか69球。5回までは53球で、プロ初完封どころか100球未満でのシャットアウト「マダックス」を期待させる快投だった。

 日大三島(静岡)出身で、15年ドラフト2位でソフトバンクに入団するも、1勝も挙げられないまま20年に戦力外。同年オフの合同トライアウトを経てヤクルトに移籍した。6年目の昨季、プロ初勝利を含む2勝を挙げ高津監督の信頼を得ると、今季は開幕から救援で結果を残し、4日の楽天戦で今季初先発し初勝利。中6日で迎えたマウンドで自己最多に並ぶ白星をマークした。

 ヤクルトに欠かせない存在となったが、“洗礼”にはまだ不慣れ。ヒーローインタビュー中につば九郎が金マイクが向けると、思わずたじろいでしまった。ヤクルトファンはSNSで「いなせなくて初々しい」「まだまだだな」と微笑ましく見守っていた。

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