糸井嘉男氏　愛弟子のソフトB柳田悠岐ブレーク前の若き日を証言「振る体力なかったんで、まず…」

糸井嘉男氏
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　阪神のスペシャルアンバサダーを務める糸井嘉男氏（41）がYouTube「藤川球児の真向勝負」に出演。若き日のソフトバンク・柳田悠岐を自主トレに受け入れた思い出を明かした。

　糸井氏は日本ハム時代にソフトバンク監督の秋山幸二氏に頼まれて柳田を自主トレに参加させるようになった。

　秋山氏がシーズン中に柳田を対戦相手の糸井のところに連れてきて「おい糸井、コイツお前みたいにしたいから自主トレ入れてやってくれ」と頼まれたという。

　糸井氏は「秋山幸二監督に言われたら分かりましたと言うしかない」と承諾。ところが初参加した柳田は体力不足だった。

　「ぜんぜんダメ。ただただ（打球の）飛距離だけ。振る体力がなかった」

　そこで「むちゃくちゃ走らせました。砂漠とかね」と明かして、藤川氏に「砂浜やろ」と突っ込まれていた。

　走り込みの効果か、柳田は自主トレに参加してすぐ3割打者となり、「またお願いします」と頼まれて受け入れたら今度はトリプルスリー。

　「どんどん上行っちゃった」と弟子の成長に驚いたが、糸井氏は「僕も成績抜かれて反骨心が出たのでよかった」と、柳田の存在が40歳まで現役を続ける刺激になったと明かした。