東大卒ドラ8左腕・小林至氏 伊良部秀輝氏からもらった貴重な助言「それを武器にしたら…」

[ 2023年6月11日 20:01 ]

東大卒のプロ野球選手として1992年、ロッテに入団した小林至投手
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 東大からドラフト8位でロッテ入団した小林至氏(55)がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。現役時代に伊良部秀輝にかけられた言葉を明かした。

 東大の70連敗を経験するなど東京六大学では0勝12敗に終わったが、当時監督だった金田正一氏から情熱を買われてドラフト指名を受けた。

 「まあダメでしたよ。人の何倍も努力するという当たり前のことが出来なかった。入っただけで満足しちゃったかな」

 1軍の登板機会もない中、仲が良かった伊良部氏と飲みに行った際、「どうやってそんな速い球が投げられるの?」と聞いたという。

 伊良部氏は「これは素質。至さんが逆立ちしたって投げられませんから」と答えた。

 ただ、伊良部氏から「でも至さんのように腕を振って球が来ないっていうのも(僕は)出来ない芸当ですから、それを武器にしたらいいじゃないですか」とアドバイスをもらった。

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