八日市場中央スポーツ少年団が初優勝！マクドナルド切符　剛腕・富永“スミ1”守り抜いた　千葉学童決勝

優勝しガッツポーズで喜びを表現する八日市場中央スポーツ少年団ナイン
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　8月に開催される高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント（スポニチ主催）の出場権を懸けた千葉県大会の決勝が10日、千葉市の中田スポーツセンター野球場で行われ、八日市場中央スポーツ少年団が1―0で磯辺シャークスに勝利。初優勝を果たし“小学生の甲子園”出場権をゲットした。

　主役はエースで主将の大黒柱・富永孝太郎だった。「練習してきたことをやれば勝てると思った」と初回から外角へ100キロ超の速球を投げ込み磯辺打線を封じ込んだ。4回を投げ終えたところで宇野貴雄監督から継投を打診されたが、「自分が投げて全国大会に行ってやると思った」と続投を志願。さらにギアを上げた。最終6回、2死を取ったところで規定の70球に到達し交代。完封こそ逃したが、5回2/3を1安打無四死球。許した走者は安打と失策の2人だけとほぼ完璧な内容で、初回に3番・石井陽向の犠飛で挙げた1点を守り抜いた。

　約450チーム、全国でも5番目に多い激戦区の千葉を制した右腕は「途中で少し球が高めに浮いたので、今日の出来は90点。全国大会は甲子園みたいな感じだと思うので楽しみ。優勝を目指して頑張って、いい結果を残したい」と初めて立つ大舞台での活躍を誓っていた。