巨人・坂本 5年ぶり先頭弾 通算18本目でソフトバンク戦9年ぶり10点火付け役

[ 2023年6月11日 05:30 ]

交流戦   巨人10-6ソフトバンク ( 2023年6月10日    ペイペイD )

<ソ・巨>初回、先頭打者本塁打を放つ坂本(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人打線がソフトバンク投手陣から10得点を挙げたのは、14年6月22日以来実に9年ぶり。火付け役となったのが、3試合連続で1番に座った坂本だった。初回、石川の146キロを中堅左に運ぶ先頭打者アーチ。18年以来5年ぶり、敵地なら10年ぶりだ。通算18本目の一打に「しっかりと捉えられた」と振り返った。

 今季の坂本は、疲れの残る中でのプレーを強いられる、ナイター翌日のデーゲームに強い。8本塁打中、4本をマーク。「全然知らなかった。できるだけ試合に集中する。練習は逆に減らしているんじゃないかな」。言葉とは裏腹に、試合前に外野で打撃練習の打球を追うこともあれば、メディシンボールで下半身強化のメニューを取り入れることもある。さまざまな工夫を凝らし、試合へと臨む。

 4回には左翼線を破る適時打で通算428二塁打。歴代5位の稲葉篤紀にあと1と迫った。原監督は「(8回の好機で)外野フライでも打っていれば100点満点だな」と注文も忘れない。指揮官の求めるハードルも上がってきた。(川島 毅洋)

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