阪神・大山!ミエ!!近本!!!神宮で3発競演 ギャルピSNSで人気の助っ人「最高のスイングができた」

[ 2023年5月26日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神7-4ヤクルト ( 2023年5月25日    神宮 )

7回1死、ミエセスは同点の本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 神宮の夜空に打ち上げた阪神の3発のアーチが5連勝への流れをつくった。2点先行を許した劣勢は関係ない。迫力の本塁打攻勢を見せた。

 反撃ののろしを上げたのは大山だった。4回1死。追い込まれながらもサイスニードのスライダーをバックスクリーン左にたたき込んだ。「浮いてきた甘い球に対して、しっかりと強いスイングをすることができた」。19日の広島戦以来、5試合ぶりの5号。前夜は一塁から決勝生還した激走があったばかり。主砲として豪快なアーチも魅力で、10回の決勝押し出し四球と合わせて計2打点で存在感を示した。

 ムードメーカーのミエセスにはデビュー戦だった5日の広島戦以来、20日ぶりの一発が生まれた。7回1死からの同点弾。5試合ぶりの先発出場でサイスニードの直球を左中間席に運んだ。桁違いのパワーだ。「しっかりとコンタクトすることを心がけた。力のあるボールだったけど、最高のスイングができたよ」。陽気なドミニカンの“ギャルピース”はSNSを中心に人気沸騰。交流戦でのDH起用にもつながる大きな本塁打だった。

 8回にセットアッパーの清水から一時勝ち越しの3号ソロを放った近本は「風があったので打球を上げようと思っていた」とベンチでも両手を合わせて追い風に感謝した。どれも効果的だった3発の競演。巨人を迎え撃つ本拠地3連戦を前にさらに弾みがついた。(鈴木 光)

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