阪神の強さはブルペン陣! 岡田監督、唯一の“誤算”は加治屋のボーク「初めてや。ボークで同点とか」

[ 2023年5月26日 06:30 ]

セ・リーグ   阪神7-4ヤクルト ( 2023年5月25日    神宮 )

9回2死二塁、川端を申告敬遠で歩かせる岡田監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神は、延長戦は開幕から3勝1分けの無敗。終盤の勝負強さはブルペン陣を抜きには語れない。同点の9回を任されたのは及川だ。安打と犠打で1死二塁のサヨナラの窮地を背負っても慌てない。長岡を左飛に押し込み、代打・川端への申告敬遠を挟んで西田を遊ゴロに仕留めた。直後の決勝点を呼び込んで4日の中日戦以来の2勝目。「今までで一番緊張したけど、気負わずに投げた。よかった。2勝目は野手の皆さんのおかげ」と声を弾ませた。

 開幕から救援陣は計9勝。全28勝の3分の1に迫る白星を稼ぎ、逆に黒星は2つだけ。9勝も貯金7もセ・リーグでは最多を誇り、救援陣の戦績が14勝24敗だった昨季との大きな違いが数字に表れる。勝ち越した10回は4点差まで突き放したことで準備を始めた岩崎の温存にも成功。岡田監督は唯一の“誤算”だった加治屋の同点ボークについて「今日はもう、ボークだけ余分やったわ。初めてや、オレも。ボークで同点とか」と苦笑いし、「1点差やったら(岩崎を)使わなあかんようになったけどな。1日休めた」と安どした。

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