ヤクルト4年ぶり8連敗 塩見抹消の打線は4得点も痛かった序盤の大量失点 最下位・中日と1.5ゲーム差

[ 2023年5月26日 21:28 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―6広島 ( 2023年5月26日    マツダ )

<広・ヤ>3回1死一、三塁、田中(右)に3点本塁打を打たれガックリの高梨 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトは26日、敵地マツダスタジアムで広島と対戦し、4―6で敗れて8連敗。8連敗は、19年5月から6月にかけての16連敗以来で、最下位の中日が1.5ゲーム差まで迫ってきた。

 塩見が下半身のコンディション不良のため出場選手登録を抹消され、1番に太田を入れた打線。初回に太田、サンタナの連続安打で無死一、二塁としたが、山田が空振り三振、村上が二飛、オスナが空振り三振と先制機を逃す。

 先発の高梨は序盤から失点を重ねる。初回2死満塁、坂倉の右前2点打で先制を許すと、2回2死一、三塁では秋山に右前適時打。さらに3回1死一、三塁、田中に3号3ランを被弾し、この回限りで降板した。

 6点を追う打線は4回、西浦、サンタナで適時打で3点を返すと、5回無死二塁、浜田の適時二塁打で2点差とした。

 しかし、その後は広島の小刻みな継投の前に得点を挙げることができない。9回には2死に、三塁で一打同点のチャンスを迎えたが、長岡が凡退した。結局、広島を上回る13安打を放ちながらも序盤の大量失点に泣いた。2年連続セ・リーグ王者は借金9と苦しんでいる。

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