つば九郎 「だとう、むらかみくんです!!!」とまさかの宣言 いつから敵になった…?

[ 2023年1月30日 14:51 ]

代理人を務めるドアラ(右、中日のマスコット)の立ち会いの下、契約更改を行ったヤクルトのマスコット・つば九郎(代表撮影)
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 ヤクルトの超人気マスコット「つば九郎」が30日、自身のブログを更新。“打倒・村上”のため、猛アピール作戦を仕掛けた。

 自身のイベント参加を告知した後で「HPみてたら~↓くりっく~↓」として「2023年新商品の販売について」という球団リリースを添付。「ぐっずうりあげ1いだっかんのために~みなさん、よろしゅ~たのんます~ぺこり。だとう、むらかみくんです!!!いまのむらかみくんは、きょうてきですが、あいてとしては、ふそくありません!できることをやります。せいせいどうどう、むらかみくんとたたかって~かちます」と“打倒・村上”“グッズ売り上げ1位奪還”を高らかに宣言した。

 前人未到ならぬ“前鳥未到”の2000試合出場を昨季達成したつば九郎だが、昨年12月23日の第1回契約更改交渉では年俸こそ5万円の現状維持だったものの、「ヤクルト1000飲み放題」のオプションがまさかのはく奪となって激怒。椅子を蹴り、スケッチブックを投げつけるなど悪態をつきまくり、チーム唯一の越年交渉が決まった。

 だが、年明けの1月25日に行われた第2回交渉では、1年前のオフにまさかのFA宣言をぶち上げた際にも代理人を務めてくれた中日の人気マスコット「ドアラ」の助太刀もあって「ヤクルト1000飲み放題」を無事奪回。怒りの“越年ツバメ”はどこへやら、あっさり陥落し、今回も鳥だけに“大トリ”でサインした。

 しかしながら、長年、1位の座を守り続けてきた「グッズ売り上げ」では日本選手初の5打席連続本塁打、日本選手歴代最多の56本塁打、史上最年少での3冠王獲得となった主砲・村上宗隆内野手(22)にあっさり抜かれる屈辱。トップツバメの座は守ったものの、真の1位からは転がり落ちる結果となった。それだけに、大好きな村上と言えども容赦なし。なりふり構わずに多彩な自身のグッズを宣伝し、“打倒・村上”に挑む。

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