巨人・原監督 ド派手新助っ人・ブリンソンに期待大 金縁メガネ&ドレッドヘアで登場

[ 2023年1月30日 05:30 ]

フォトセッションに臨む(左から)ロペス、メンデス、原監督、グリフィン、ビーディ、ブリンソン(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 3年ぶりの頂点へ、ピースがそろった。巨人の支配下の新外国人5選手が都内で入団会見を行い、メジャー通算28本塁打のブリンソン(前ジャイアンツ)が中堅の定位置奪取に自信を見せた。

 「長所はスピードと守備。宙に上がったフライは全て捕る気持ち。貪欲に次の塁を狙い、たくさん得点してチームに貢献したい」

 昨季はコロナ下の入国制限もあり外国人選手は春季キャンプ不参加だったが、今季は2月のキャンプインを前に頼もしいメンバーが会見場に並んだ。中でも目を引いたのは唯一の野手で金縁メガネ姿にドレッドヘアの男。身長1メートル96、体重96キロの体格を生かし18年にマーリンズで11本塁打を放つなど走攻守そろった右打ちの外野手は会見前には川崎市のジャイアンツ球場の室内でフリー打撃も行い、鋭い打球を連発した。

 出席した原監督は昨季まで中堅の丸を右翼に回すプランを持っており、ブリンソンについては「非常に優れた選手。彼がセンターを守り抜いて、1~3番あたりを打ってくれたら」と期待。ブリンソンも「どの打順でも違和感なく、監督の求めるものにしっかり応えられる」と言い切る。

 4位から巻き返し、覇権を奪回するためにもブリンソンの活躍は不可欠。「何としても優勝したいという気持ちであふれている」。メガネの奥にある瞳は、すでに燃えている。(花里 雄太)

 ≪セットアッパー候補ロペス「感触良い」20球≫セットアッパー候補のロペスは午前中にジャイアンツ球場でブルペン入りし、約20球の投球練習も実施。「マウンドやボールの感触を確かめるために投げたが、とても良かった」と手応えをにじませる。WBCキューバ代表を辞退し、新天地でのキャンプ、オープン戦に集中することを選択した右腕は「夢を断るのは難しかったが、今は巨人にいられることにワクワクしている」と目を輝かせた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月30日のニュース