ロッテナインが石垣島入り　吉井監督は侍ジャパンの投手コーチも兼務「気合入ってます」

＜ロッテ練習＞石垣島入りしあいさつする高坂俊介球団社長（中）。写真は左から選手会長の益田、吉井監督。右から主将の中村奨、大村二軍監督（撮影・長久保　豊）
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　ロッテナインが30日、春季キャンプ地の沖縄・石垣島入りした。午後6時ごろ、島唄と三線が流れる南ぬ島石垣空港の到着ロビーに新デザインのオフィシャルスーツに身を包んだ吉井理人監督らが姿を見せると、待ち構えていたファンら約100人から大きな拍手が沸き起こった。

　コロナ禍で自粛されていた歓迎セレモニーも3年ぶりに復活。地元少年野球チームの選手から吉井監督らに花束が贈られ、高坂俊介球団社長が「今年も石垣でチームを始動できることをうれしく思っている。これも石垣のみなさんのサポートがあってこそ。チームは吉井監督のもとリーグ優勝、日本一を目指してキャンプに取り組んでいくので、みなさんも中央運動公園に足を運んで声援を送っていただけると大変うれしいです」とあいさつした。

　セレモニー後には吉井監督が取材対応。監督として迎える初めてのキャンプに向け、「もちろん優勝を目指してやっているので、そのための準備に来た」と宣言。選手に対しては「オープン戦終了までスプリングトレーニング考えているので、そこまで自分のやるべきことをしっかりやってほしい」と要望した。

　WBCに臨む侍ジャパンの投手コーチを兼務しており、多忙な毎日が始まる。指揮官は「もちろん気合入ってます。しっかり、どちらもやっていこうと思っています」と表情を引き締めた。