日本ハム・新庄監督が名護入り 2年目へ開幕ダッシュ宣言「ペナントレースは俺の中では50試合しかない」

[ 2023年1月30日 18:52 ]

<日本ハム>名護の宿舎に到着した新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの新庄剛志監督(51)が30日、2月1日のキャンプインを前に1軍キャンプ地の沖縄・名護の宿舎入りした。

 指揮官2年目となる今季に向け「今年のペナントレースは俺の頭の中では50試合しかない。もうスタートダッシュ。30~50(試合)を常にトップの位置にいて、あとはその経験はつながっていくから。もうその最初の50はもう死ぬ気で。試合勘を開幕戦にトップに持っていけるように紅白戦をどこのチームよりも先にやるっていう。開幕ダッシュを目指して」とロケットスタートを宣言した。

 今年の春季キャンプでは実戦は13試合が予定されており、いずれの試合も勝敗にこだわった采配をするつもりで「白戦からそういう戦い方、器用さを求める」とした。

 自身が現役のラストイヤーだった06年4月18日の試合後に引退を宣言。当時は4月に5連敗を喫すなどしていたが、引退宣言後は6月に11連勝を見せるなど急浮上し、25年ぶりのリーグ優勝と44年ぶりの日本一を達成。その経験も引き合いに「(引退宣言は)ファンの力を借りて何とか乗せてくれという気持ちで。タイミングよく合っただけで、それから気が付いたらリーグ優勝してそのまま日本一になった。それを今年は最初から50試合、全員が優勝だけを目指すという気持ちで。スタッフもフロントも首脳陣も選手もファンも。ひとりでもそういう気持ちがないと上にはいけないと思う」と力を込めた。

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2023年1月30日のニュース