阪神・近本 盗塁王受賞の要因は中野の存在「しながら走れた」来季は「首位打者と最多安打」

[ 2022年11月26日 05:15 ]

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<NPB AWARDS 2022>セ・リーグ打撃部門でタイトルを獲得した(左から)阪神・近本光司、DeNA・佐野恵太、中日・岡林勇希、ヤクルト・村上宗隆は壇上でトロフィーを手に笑顔(代表撮影)
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 高いレベルで競い合えたからこその、再奪取だった。阪神・近本は2年ぶり3度目の盗塁王に輝いた要因に、中野の存在を挙げた。

 「自分の中で(今年は)30個はしたいと思っていた。中野と2人で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、走れたのかなと思う。来年もまた2人でいっぱい走っていけたら」

 今季は30盗塁をマークして、昨季、中野に譲ったタイトルを奪い返した。盗塁成功率も・857(35企図中30回成功)と昨季の・774から上昇。「自分としても納得できた盗塁がたくさんあった」とうなずいた。

 既に岡田監督からは1番で起用される方針を打ち出されている。

 「今年は3割を切ってしまったので、また来年、首位打者と最多安打(争いに)参加できるように頑張ります」

 打率・293と154安打はいずれも昨季の数字を下回った。次なるタイトルのターゲットは打撃部門。ヒットマンとして、現状に満足するつもりはさらさらない。(長谷川 凡記)

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