ソフトBのドラ2大津が入団合意 高校でサッカー日本代表・冨安と同学年の右腕「日の丸を背負える選手に」

[ 2022年11月26日 18:19 ]

<ソフトバンク2位・大津仮契約>仮契約を終えて帽子をかぶらせてもらう大津(左から)福山アマスカウトチーフ、大津、宮田アマスカウト(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクからドラフト2位指名を受けた日本製鉄鹿島・大津亮介投手(23)が26日、都内ホテルで入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1200万円(金額は推定)で合意した。最速152キロを誇る即戦力右腕は「目標だったプロの世界で野球ができる実感がわいた」と端正なマスクに笑みを浮かべた。

 福岡・九産大九州高ではW杯カタール大会で奮闘中のサッカー日本代表DF冨安と同学年だった。一緒に体育の授業を受け、サッカーもプレーしたことがあるという。歴史的勝利を挙げたドイツ戦をテレビで観戦し、「凄いなと思った。負けてられない気持ち。(自分も)日の丸を背負えるような選手になりたい」と力を込めた。

 高校までは主に内野手で本格的に投手を始めたのは大学から。1メートル77、70キロの細身から切れのある直球やカーブ、チェンジアップ、巨人・菅野を参考にしたワンシームなど多彩な変化球を投げ込む。イケメンで活躍すれば人気が出ること必至。チームでは板東が“男前”として人気だが、福山龍太郎アマスカウトチーフは「(投球)タイプ的にも似ている。制球力と多彩な変化球を持っている。ルックスもうちでトップランク」と期待した。

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