報徳学園が今年ラストゲーム 来秋ドラフト候補の堀柊那は4打数1安打2打点

[ 2022年11月26日 15:52 ]

関西学院・広岡正信監督勇退記念試合   報徳学園12―4関西学院 ( 2022年11月26日    明石トーカロ )

<関西学院・報徳学園>4回1死二、三塁、2点左前打を放つ報徳学園・堀柊那
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 今夏限りで監督を退いた関西学院・広岡正信総監督の「勇退記念試合」が26日、前任校の報徳学園を迎え、兵庫県高校野球の“聖地”明石トーカロ球場で行われた。

 今秋近畿大会準優勝で、来春選抜出場確実の報徳学園にとっては、対外試合禁止期間前の2022年ラストゲームともなった。来秋ドラフト候補に挙がる主将で「3番捕手」の堀柊那(2年)は4回1死二、三塁で2点左前打を放ち、4打数1安打2打点。2四球を選び、2盗塁も決めた。チームも大量12点を奪い「打線がうまくつながった」と手応えをにじませた。

 近畿大会決勝で1―0の惜敗を喫した大阪桐蔭が、明治神宮野球大会で優勝。エース左腕の前田悠伍(2年)らの戦いぶりをチェックした扇の要は「どの場面でも冷静に投げていた。失投を1球で仕留められるようにしないといけない」とリベンジへの意欲が増した。

 今冬は大角健二監督によると、体の使い方の幅を広げるため、遊撃でノックを受けたり、投手メニューをこなしたりしつつ、現在の74キロから80キロへの増量も計画している。二塁送球最速1秒8を誇る背番号2は「今のチームで(打球を)飛ばせるのは石野(蓮授=2年「4番中堅」の主力)ぐらい。体を大きくして、遠くに飛ばせる力をつけたい」と目の色を変えて取り組むつもりだ。

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2022年11月26日のニュース