西武3連敗で3位　辻監督「一つ勝てば変わる。反省するし、悔しいよ」　オリと1ゲーム差も自力V消滅

パ・リーグ   西武1―2日本ハム （ 2022年9月10日    ベルーナD ）

＜西・日＞10回、近藤（左）に勝ち越しソロを打たれた増田（撮影・尾崎　有希）
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　西武は最下位日本ハムに延長の末に敗れ、首位を争う中で痛い敗戦となった。連敗が3に伸び、ソフトバンクに勝って首位に浮上したオリックスと1ゲーム差の3位に後退した。辻監督は「一つ勝てば変わってくるから。そりゃ反省はするよ、悔しいよ。連戦が続くわけだから、しっかり離されないように食らいついていくしかない」と語気を強めた。12日からはソフトバンクとの3連戦（ペイペイドーム）が控えている。

　0―1の9回2死から中村のチーム37イニングぶりの適時打で同点に追いつくも、10回に増田が近藤にソロを被弾した。8回には平良が近藤に先制打を許していた。「勝利の方程式」を担ってきた2人を投入し、執念の采配をした指揮官は「打たれたバッター（近藤）一緒だからね。だからそこは考えないとね」と策を講じる。

　3位は7月8日以来約2カ月ぶり。首位オリックスとゲーム差は1ながら、今季の直接対決は全日程を終了しているため、自力優勝の可能性が消滅した。