巨人、11日にV逸決定も 逆転CSどころか最下位中日と2ゲーム差 小笠原に7回までわずか1安打

[ 2022年9月10日 16:51 ]

セ・リーグ   巨人2―5中日 ( 2022年9月10日    東京D )

<巨・中>ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 逆転でのCS進出を目指す5位巨人は最下位の中日に連敗を喫して借金7。今季10度目の零敗こそ免れたものの反撃及ばず、9月1日以来9日ぶりとなる4位浮上に失敗した。あす11日にも2年連続のV逸が決定する。

 中日先発左腕・小笠原に4回2死から丸が四球を選ぶまでパーフェクト投球を許し、5回先頭の5番・岡本和が放ったポテンヒットのみのわずか1安打で7回まで試合が進行。0―5で迎えた8回に岡本和と坂本の安打で好機を築き、大城の中前適時打で小笠原から2点を奪って降板に追い込んだものの及ばなかった。

 投手陣は6月4日のロッテ戦(東京D)以来98日ぶりとなる今季6勝目を目指した先発左腕メルセデスが6回途中6安打2失点で降板。0―2で迎えた8回には4番手右腕・平内が3失点した。メルセデスは今季6敗目。区切りの来日30勝を前にこれで10戦勝ちなし5連敗となった。

 巨人はすでに自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅。逆転でのCS進出を目指しているが、CS圏内の3位どころか、7月6日に最大8ゲーム差あった最下位・中日に2ゲーム差と迫られた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月10日のニュース