球団ワースト25度目の零敗に矢野監督は「責任を感じている」

[ 2022年9月10日 18:46 ]

セ・リーグ   阪神0-7DeNA ( 2022年9月10日    横浜 )

<D・神>9回、代打・原口を告げる矢野監督(撮影・島崎忠彦)
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 2位のDeNAとの直接対決に連敗。散発の3安打で球団ワーストの25度目の零敗。2度目の先発となったルーキー森木は3回途中で降板。左対策で起用した山本の2失策が失点にもつながった。矢野監督は「責任を感じている」と得点力が上がらない打線について語った。以下は一問一答。

 ――先発の森木は荒れていたが何とかしようとしていた
 「いやいや、それはそうだろうけど。まあ前回とはやっぱり調子もね、まあボール自体は良くなかったかな」

 ――タイムリーを打たれた牧から3回には三振を取るなど、気持ちの強さも見えた。
 「もちろん良いところもね、もちろんあったし。まあ今は、前も言ったけど経験をまだ積む段階というか。もちろん勝ってほしいけど、それよりも経験して、何が通用して何が足りないかという段階だと思うので。そういうところではあそこの(牧から奪った)三振は良かったと思うし。だからこそあの2アウトでもう1人というね、あそこで頑張れるピッチャーにやっぱりなっていかないと、というのはきょうの課題としてアイツも見つかったんじゃないの」

 ――2ボールから宮崎を申告敬遠したが、あそこは塁を埋めようと。
 「いやいや、それはそうでしょ。率も高いんだし、前の打席の内容を見てもそうだし」

 ――森木は残り試合は、先発の頭数を考えても…。
 「それは一旦抹消するよ」

 ――今季中は。
「それは分からん」

 ――山本の悪送球が失点につながった。
 「マルテが遅れたからね。若干、(深くに)捕りに行ったんで。それでもあれはヤスが足で投げていくというか。ボールをゆっくり投げてマルテに合わすという感じで投げちゃったから。ヤスもいいプレーもすごくあるし、だけど、ああいうところこそ丁寧にいかないと。ああいうプレーになっちゃうんで。結果からするとプレーが軽くなりすぎたな、というところじゃないの」

 ――石田に3敗目。
「今日も別に良いとは思わないんで、それが打てないのが悔しいよね。相手が絶好調であれば仕方ないけど、そういう感じには見えないんで」

 ――25度目の零敗となった。
 「それは責任を感じています」

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2022年9月10日のニュース