浜田が18年ぶり夏1勝 当時主将の家田監督、コロナ禍乗り越えての聖地「うれしそうな顔見られて幸せ」

[ 2022年8月13日 11:02 ]

第104回全国高校野球選手権大会2回戦   浜田5―3有田工 ( 2022年8月13日    甲子園 )

<浜田・有田工>笑顔で引き揚げる浜田ナイン(撮影・藤山 由理)
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 大会前の検査などで新型コロナウイルスの集団感染と判断され、この日の8日目に初戦が組まれたチーム同士による対戦。登録メンバーを変更することなく戦い、勝ちきった浜田・家田監督は「試合ができたことが何よりもうれしくて。寛大な措置をとっていただいて、甲子園に入ってきたときの、生徒たちの表情が本当にうれしそうな顔をしてましたので。それを見られただけでも幸せでした」と感無量の表情を浮かべた。

 波田、森井の継投。指揮官は両投手に「とにかくここで試合をさせてもらえる喜び感じながらしっかり腕を振ってやってほしい」と伝えていたといい「その気持ちにしっかり答えてくれた」と称えた。

 前回出場の04年は主将だった指揮官。「調整が難しい中でのゲーム。勝敗に関しては運だなというところ。たまたま良い結果が出てくれたと思う」と語り、主将時には果たせなかった夏2勝に向けて「今の生徒がしっかり頑張ってくれると思います」と語った。

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