巨人・中田翔は2安打1打点の活躍 3割目前 第91代4番に座ってから3戦連続計4打点&打率5割

[ 2022年8月13日 18:52 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年8月13日    東京D )

<巨・広>5回、安打を放つ中田(撮影・河野 光希)
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 巨人の中田翔内野手(33)は広島戦(東京D)の初回に貴重な追加点となる適時打を放つなど、4打数2安打1打点と活躍。4番に座ってから3試合連続打点をマークするなど、その間の打撃成績を打率・500(12打数6安打)、1本塁打、4打点とした。

 打撃不振の主砲・岡本和に代わって11日の中日戦(バンテリンD)から第91代4番に指名され、この日も3試合連続「4番・一塁」で先発出場。0―0で迎えた初回だった。まずは1番・吉川が敵失で出塁。2番・重信の時にバスターエンドランが決まって左翼線への適時二塁打となり、1点を先取した。

 なおも1死三塁と追加点のチャンス。ここで第1打席に入った中田は相手先発右腕・遠藤がカウント1―1から投じた真ん中付近の直球を捉え、打球は左前へ。三走・重信が2点目のホームを踏んだ。

 4―0で迎えた5回の第3打席では2死一塁の場面で2番手右腕・コルニエルから左前打を放ち、一、三塁とチャンス拡大。ポランコが空振り三振に倒れて得点には結びつかなかったものの、調子の良さを印象づけた。

 中田は「6番・一塁」で先発出場した10日の中日戦(バンテリンD)では1―1で迎えた9回2死走者なしの場面で相手の絶対的守護神、R・マルティネスから劇的な13号決勝アーチ。戸郷に通算8度目の挑戦でプロ初となる2桁勝利をプレゼントした。

 翌11日から4番に座り、前日12日の広島戦(東京D)では3回に相手先発右腕・大瀬良KOにつながる14号2ラン。8月の月間打撃成績は9試合で打率・441(34打数15安打)、2本塁打、6打点。試合前に・295だった今季通算打率は規定打席にこそ到達していないものの・299と3割目前となった。

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