阪神・小林 昨季10月以来の1軍登板で1回無失点「任されたところを全力で抑えにいきたい」

[ 2022年8月13日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0―4中日 ( 2022年8月12日    京セラD )

<神・中>阪神2番手の小林(撮影・北條 貴史)
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 阪神の敗戦の中で唯一の収穫は、小林の今季初登板だ。昨季10月24日の広島戦以来の1軍登板を、1回無安打無失点に抑えた。

 「とにかく全力で腕を振ることだけを考えて投げました」

 4点劣勢の9回から2番手として登場。先頭の土田をツーシーム2球で追い込み、最後はスプリットで一ゴロに仕留めると続く大野雄は見逃し三振。最後は岡林を外角直球で中飛に料理した。今季はシーズン序盤から右肘のコンディション不良に悩まされて出遅れた。それでもウエスタン・リーグでは18試合で1勝、防御率0・95。今月7日に新型コロナウイルス陽性で離脱した石井に代わって初昇格した。「(今後も)任されたところを全力で抑えにいきたい」。昨季の前半戦は勝ちパターンも担った右腕。残り36試合で巻き返す。

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