【高校野球】札幌大谷 最速147キロ左腕攻略し、悲願の甲子園大会初出場 南北海道大会決勝

[ 2022年7月26日 12:22 ]

第104回全国高校野球選手権南北海道大会・決勝   札幌大谷-知内 ( 2022年7月26日    札幌円山球場 )

<知内・札幌大谷>優勝に喜ぶ札幌大谷ナイン(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 札幌大谷が知内を7-2で下し、甲子園大会初出場を決めた。ともに勝てば初出場となった決勝戦を制し、一丸でつかんだ聖地への切符。8月6日に開幕する「第104回全国高校野球選手権大会(17日間、甲子園)」に出場する。

 0-0の3回、四球と安打で1死一、二塁と好機を整えると、中軸が確実に仕事を果たした。3番・天野凰介(3年)が右中間二塁打を放ち先制。4番・郡山遥翔(3年)が右前打、5番・佐々木涼斗(2年)が中犠飛と打線がつながり、この回3点を挙げた。知内の今秋ドラフト候補で最速147キロ左腕・坂本拓己(3年)を集中打で攻略。先発の森谷大誠(3年)は制球には苦しみながらも、丁寧な投球で9回を2失点で投げ切った。

 圧倒的な猛打で勝ち進み、決勝も持ち味の攻撃力を示した。2018年の明治神宮大会で優勝し、翌19年の選抜大会に出場したが、夏の甲子園大会は初出場。聖地でも自慢の打撃力を見せつける。


 ◇札幌大谷 甲子園への足跡◇
札幌地区2回戦 4-1 石狩南
代表決定戦 12-0 札幌静修

南北海道1回戦 12-4 札幌北
   準々決勝 19-0 北海
    準決勝 10-2 苫小牧中央
決勝 7-2 知内

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月26日のニュース