DeNA・オースティン ソトの代役「一塁手」で1軍昇格も 本職「右翼」は満席状態

[ 2022年7月26日 05:00 ]

DeNA・オースティン
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 DeNA来日3年目のタイラー・オースティン外野手(30)が、「一塁手」での1軍昇格の可能性を視野に入れた。

 現在2軍調整中の助っ人は、26日からのイースタン・リーグ巨人3連戦(横須賀)に出場予定。4月に米国で右肘をクリーニング手術し守備に不安を残すが、三浦大輔監督は助っ人について「巨人戦に出場し守備も考えていると聞いている」と明かした。

 現在1軍ではオースティンの本職「右翼手」は売り出し中の蝦名達夫が台頭し、今季開幕スタメンの楠本泰史も虎視眈々(たんたん)とレギュラー復帰を狙うなど「満席状態」。そこでオースティンは同3連戦中に一塁手で出場し、守備の選択肢を広げる可能性もあるようだ。

 加えて現状一塁手のネフタリ・ソトが、新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱中。そのため首脳陣は「ソトの代役」の位置づけも視野に入れている。

 オースティンは、来日初年度の20年7月2日の巨人戦以来、1軍では一塁手での出場は遠ざかる。だが、前半戦を4位で終えた三浦DeNAにとって、大砲の1軍昇格は大きな鍵。後半戦でCS争いを展開していく「切り札」として、強力助っ人に適材適所での活躍を期待している。

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2022年7月26日のニュース