巨人・中田翔 待望の今季1号は岡本和との2者連続アーチ ともに今季9打席目、初球、左翼スタンドへ

[ 2022年3月27日 15:08 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中(3)>初回、ソロを放つ中田。投手・柳(撮影・河野 光希)
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 巨人の中田翔内野手(32)が開幕3戦目となった中日戦(東京D)で主砲・岡本和真内野手(25)から2者連続アーチとなる待望の今季1号を放った。

 中田は「5番・一塁」として開幕から3試合連続先発出場。初回、左内腹斜筋筋損傷から戦列復帰した主将の2番・坂本が今季初打席で左翼線へ適時二塁打を放って1点先制すると、4番・岡本和が昨季セ・リーグで最優秀防御率&最多奪三振の投手2冠に輝いた相手先発右腕・柳が投じた初球をとらえて左翼ポール際に滞空時間の長い1号2ランを放った。

 スタンドのざわめきが続いている中で第1打席に入った中田。岡本和に続いて柳の初球、今度はカットボールをとらえて左翼スタンドへ放り込んだ。

 中田はオープン戦ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)で試合前のシートノックにも入らず、坂本とともに欠場して心配されたが、開幕戦から「5番・一塁」で元気に先発出場。この日の1号ソロは、岡本和と同じく開幕から9打席目に飛び出した一発となった。

 中田はオープン戦では主砲・岡本和が上半身の違和感で欠場した15、16日の中日戦(バンテリンD)で昨夏の移籍後初のスタメン4番に入り、激走で二塁打をもぎ取った15日に続いて16日には先制適時打と3号3ラン。チームの全4得点を叩き出して岡本和の穴を埋めた。岡本和が戦列復帰した18日のロッテ戦(東京D)からは3試合連続で「5番・一塁」に入り、前日20日の楽天戦(東京D)でも8回の最終打席で右翼フェンス直撃の二塁打を放つなど4打数2安打。オープン戦全体を通しても17試合中14試合に出場して打率・325(40打数13安打)、3本塁打、8打点と活躍した。

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2022年3月27日のニュース