日本ハム・吉田輝星 開幕3戦目抜てきで粘投見せる 今季先発陣最長4回投げ4安打3失点

[ 2022年3月27日 14:50 ]

パ・リーグ   日本ハムーソフトバンク ( 2022年3月27日    ペイペイD )

<ソ・日 3>日本ハムの先発・吉田 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 日本ハムの吉田輝星投手(21)が27日のソフトバンク第3戦(ペイペイD)に先発。4回3失点で降板した。

 初回はグラシアルの中犠飛と栗原に2ランを許し、3失点。2回以降は失点のピンチをしのぎながら無失点に抑え、今季先発陣では最長となる4回を投げた。2019年6月12日・広島戦でプロ初登板初先発初勝利。それ以降勝ち星から遠ざかっているだけに3年ぶり白星も期待されたが、BIGBOSSは2番手・池田へ交代を決断した。

 吉田の昨季は4月2日のロッテ戦に先発し、2回7失点を喫した1試合のみ。自己ワーストの1試合にとどまり、2年連続未勝利に終わっていた。

 昨秋キャンプではBIGBOSSがブルペンで直接視察。15球を正面や後ろからチェック「めっちゃ速くね?俺、現役の時、打てないと思う。速っ!」と驚いていた。

 今季5試合登板したオープン戦は計9回1失点。中継ぎでの登板が多く「立ち上がりが入りやすい。中継ぎだと1イニング勝負なので、初球から自分の最高の球を投げきれないといけない。準備もあまり時間はかけられないので」と振り返るが、より1球の重みも感じることができた。「一発本塁打を打たれたらおしまいなので。できるだけ無駄な走者を出さず、自分有利で打者と勝負できるように」と意気込んでいた。

 ▼日本ハム・吉田 初回の先頭バッターに対して、追い込んでから決め切れなかったことがすべてです。ホームランは、変化球が甘く入ってしまいました。2回以降は、変化球が入り出したので、真っすぐでどんどん押して粘ることができたと思います。守りでいいプレーもあり、5回表に点を取ってくれた野手陣に感謝したいです。

続きを表示

2022年3月27日のニュース