星稜・林監督 4年ぶり8強、11安打6得点に「しっかり対策を立てたことが結果につながった」

[ 2022年3月27日 11:20 ]

第94回選抜高校野球大会第8日第1試合 2回戦   星稜6―2大垣日大 ( 2022年3月27日    甲子園 )

<星稜・大垣日大>3回2死二塁、星稜・若狭は左越え2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会第8日は27日、阪神甲子園球場で2回戦が行われた。第1試合では、星稜(石川)が6―2で大垣日大(岐阜)に勝利し、4年ぶり4回目の8強入りを果たした。

 初回1死満塁から角谷の左犠飛で先制。3回2死二塁からは若狭の今大会第3号となる左越え2ランで加点し、4回には佐々木の右中間適時三塁打、永井の三塁適時内野安打で2点を追加。5回は相手守備の乱れで1点を加えた。投げてはエース右腕・マーガードが6回5安打1失点。代わった中山がリードを守り切った。

 試合後、今大会で退任する林和成監督(46)は「大垣日大の2投手は非常にいい投手だったが、4日間練習する期間がありましたので、しっかり対策を立てたことが結果につながった。五島君は非常にスライダーがいい投手なので、スライダーを狙える打者は狙っていくと。あとは高さに注意しながら打てる球をセンターに打ち返すという指示でした」と話した。1番・永井の4安打には「ラッキーな安打もありましたが、彼の足も十分に生かせたかなと。彼が出ることで打線に活気が出る。いい働きだった」と言い、4番・若狭に一発を「本来の力が出ていなかったんですが、しっかりここに向けて振り込んできたので、その努力が打席に出た」と評価。マーガードについては「思った以上に爪の状態も良くて、2、3日前から“いけます”と言っていた。初回は力んでいたが、2回以降は打たせる投球を心掛けていた」、2番手・中山も「しっかり投げられていた」とし、準々決勝に向け「選手たちの力を出させてあげたい」と話した。

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