大垣日大・阪口監督 甲子園40勝目ならず「投打ともに力を出せなかった。残念です」

[ 2022年3月27日 11:15 ]

第94回選抜高校野球大会第8日第1試合 2回戦   大垣日大2―6星稜 ( 2022年3月27日    甲子園 )

<星稜・大垣日大>敗れた大垣日大・阪口監督(左)(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会第8日は27日、阪神甲子園球場で2回戦が行われた。第1試合では、大垣日大(岐阜)が2―6で星稜(石川)に敗れ、12年ぶり3回目の8強はならなかった。

 初戦の只見(福島)戦で18奪三振で2失点完投したエース左腕・五島が3回までに3失点。右腕・山田渓は代わった直後に失点重ねたが、終盤にリズムを取り戻した。打線は、2、3回と得点圏に走者を進めながら無得点。5点を追う5回2死一、二塁から米津左前適時打で1点を返し、9回2死から2点目を奪ったが届かなかった。

 試合後、甲子園40勝目はならなかった阪口慶三監督(77)は「残念です。力を出せなかった。そこが残念です」と振り返り、先発の五島については「きょう試合前の投球練習を見た感じでは、とても球が走っていて、きょうはいいぞと思ったんですが、試合が始まったらやっぱり相手が星稜高校ということで緊張したんでしょうね。球があまりいってませんでした。山田渓も状態がよかったので、先発は最後まで迷ったんですが、背番号1のエースでいこうと決めた。山田渓もよく頑張ってくれました。打つ方はなかなか点が取れなかった。おそらく5、6点取れるんじゃないか、7点勝負になると思っていたんですが、こちらの方も力が出せなかった」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月27日のニュース