昨季2冠の中日・柳 初回だけで痛すぎる4失点 岡本和、中田には連弾浴びる

[ 2022年3月27日 14:30 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中(3)>初回、岡本和(奥)に2ランを浴びた柳(撮影・河野 光希)
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 昨季、最優秀防御率と最多奪三振のセ・リーグ2冠に輝いた中日の柳裕也投手(27)が27日、巨人戦に先発し、初回から巨人打線に飲み込まれた。

 初回、先頭の吉川にいきなり右中間への三塁打を浴びると、続く坂本には左翼線適時二塁打。わずか6球で失点すると、止まらなくなった。ポランコは三振に打ち取ったが、岡本和には142キロの初球を滞空時間の長い左翼への2ラン。さらに続く中田にも初球をライナーで左翼席へ運ばれる追撃弾。マウンドでしきりに汗をぬぐった。

 丸にも中前打を許すなど勢いをなかなか止められず、2死から大城にも右前打。何とか投手の赤星を投ゴロに抑えて追加点は許さなかったが、初回だけで4失点という立ち上がりとなった。

 昨年、同カードでは6試合登板で4勝0敗、防御率1・34。開幕投手こそ大野雄に譲ったが、オープン戦でも4試合で3勝0敗、防御率1・06と安定感は抜群だっただけに、今季初登板は予想外の立ち上がりとなった。

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