広島ドラ2・森、最速143キロ 次は巨人との19日練習試合、先発候補の期待背に「先頭を出さないこと」

[ 2022年2月15日 19:41 ]

<広島沖縄キャンプ>シート打撃に登板した森(撮影・坂田 高浩)
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 広島のドラフト2位・森翔平投手(24=三菱重工West)が沖縄2次キャンプ初日の15日、初めての実戦形式としてシート打撃に登板した。

 結果は宇草=四球、中村健=三ゴロ、小園=一ゴロ、堂林=三ゴロ、野間=遊飛、中村奨=三ゴロ、韮沢=中飛、末包=中前打。

 直球は最速143キロを計測。「力感の割には打者を差し込むことができた。変化球の精度が少し良くない。変化球でカウントを取れるように…という課題があった。チェンジアップのストライクは2球だけ。カーブの軌道もあまり納得いかない。カットも変化が大きかった。次からしっかりやりたい」と振り返った。

 持ち球は全て投げ、緩急も付けて打者8人から内野ゴロ4つ。「ゴロの多いタイプ。打たせて取ることはできた」と一定の手応えも持ち帰った。佐々岡監督は「右打者への内角直球、カットは良かった。変化球の精度も慣れてくると思う。一つ一つ」と今後に期待。次は19日の巨人との練習試合で初実戦を迎える予定で、先発候補の期待を背に「先頭を出さないこと。しっかり緩急を使って打たせて取り、押すところは押す投球をアピールしたい」と意気込んだ。

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2022年2月15日のニュース